Diary 2008. 2

2月15日 (金)  ポールスミス　Perfect　Check　　本日　晴れ お預かりのＯさんの愛車は数か月前に購入されたばかりのＭＫ−１０　ポールスミス　Ａ/Ｔ　もちろん初めてのミニ、今の状態が正常なのか？点検してほしいとの事でＢＬ　Perfect　Checkでお預かりしました。 初めてのお客様の車は、まず試乗します。エンジンのかかり具合や走行中の異音・ステアリング機能・ブレーキ等をチェックチェック！ エンジンは問題なく始動いきなり爆音と共にビビリ音・・・走り始めると　おや　んっ　左にステアリングをあてていないと右にスーっと寄ってしまうまっすぐ走らない、あとアクセルのオンオフでコツンコツンと異音がステディーロッドブッシュか、サブフレームのタワーボルト部のマウントか？他は気になる所はなし、リフトに乗せ各部を点検開始。 爆音はマフラーにクラックが入り排気漏れ、コツンコツンはサブフレームマウントが傷んでいました、動く車の一番大切なブレーキ、ホイールシリンダーのオイル漏れ固着はなし・ブレーキパッドの残量もＯＫ・マスターシリンダーは　あら　にじんでます〜。その他バキュームパイプは全て交換、ＬＬＣ交換ｅｔｃ。 メンテだけではさみしーい！ でＯさんご希望のＨｉ−Ｌｏ・コイルサス・ビルシュタインのショックで乗り味しなやかに、そうそうまっすぐ走らなかったのはテンションロッド（アジャスタブル）を交換セッティングし直しました、排気漏れのマフラーはＶＡＬＴＡＩＮの車検対応に交換。 ん〜ん良くなりました！！

2月8日 (金)  インジェクション用カムシャフト　　本日　晴れ いよいよ試運転でございます。 今日は全開（全壊！！？）まで回しますよ。 Ｔさんがご来店の前にひと回り乗って見ます。 十分にエンジンを温めてと・・・どんな走りをするのかな〜・・・あたため完了。 さてさて、思っていた通りトルクがましたのかスッと前に出る、直ぐに2速にシフトアップじょじょに回転を上げていく３５００ｒｐｍをこえたあたりから力強い排気音に変わりスピードものってくる５５００ｒｐｍ力強いぐんぐん加速している６０００ｒｐｍ力が落ちない！６５００ｒｐｍまだまだもっと踏んでって感じ結局リミッターの効く７０００ｒｐｍまでスムーズに力強くなんなく回ってしまいました！！（試したのは、ロー・セコ・サードまで）。カム一本でこんなに変わるのか、これにいろいろプラスしたらインジェクションはあなどれませんヨ！楽しみ倍増！！ Ｔさん早やめに仕事を切り上げご来店。 ここからはＴさんの感想です。 カムだけでそんなに変わるの〜と半信半疑プラスドキドキと期待で頭ん中は一杯！ スタート ギアを1速に入れ１５００〜２０００ｒｐｍの間でクラッチをつなぐ　お!　いつもより楽に軽い感じでスッと出られる「違う･違う」アクセルを一気に踏み込む　あっ　「速い速い」何のストレスも無く気持ちよく加速する前までは５０００〜６０００ｒｐｍ位でもう限界って感じだったのに・・・「違いすぎる」リミッターの効くとこまで一気に回ります！！それと街中4速でトロトロ走っている時も乗りやすい。 あと高速道路の合流がしやすくなった、追い越し車線も「走れる？」（後続車が気になりスッと走行車線に戻ってたけど！）ｅｔｃ。 「癖などまったくなく良いことだらけ」の感想をいただきました◎。 肝心な事が抜けていました、今回ご協力いただきましたＴさんの車両は'９８　ＭＫ−１０　限定車ＢＳＣＣ　同時点火モデルです。 ＢＬのデモ車 現在エンジンをＯ/Ｈ中でＴさんと同じプロフィールのカムを組み込みます. それからもう一つ特別参加のクラブＨＩＳＴＯＲＹ会長のＨ氏愛車は１０００ｃｃのチューニングとカニ目を所有、クラブ員Ｔさんの試みに興味津々で会社を半日休みをもらい駆けつけました。 ＨさんもＴさんの助手席に同乗の後ドライブさせてもらい感動してました。 Ｈ氏の友人でＴさんと同じＢＳＣＣを以前ドライブしたことがあり、今回乗り比べすることができ「違いすぎる！１．３インジェクションもなかなか」と驚きを隠せないＨ氏でありました。 車の仕上がりもさることながら、会社を休んでまで駆けつけるクラブ員同士の友情に感激したおやじでした。 「良い一日でした」

2月7日 (木)  エンジンオーバーホール　　本日　はれ 浦安市のＳさんの愛車は’９６　ＭＫ−９　３５ｔｈアニバーサリー　走行８５０００ｋｍ　 大切に乗り続けて来たミニをリフレッシュ、車検と合わせてミッション＆エンジンのオーバーホールをしました。 思い立ったきっかけは、もう10年もっともっと長くミニライフを送りたい！ そして以前から症状の出ていたミッションのセコガリ（2速のシンクロリングが減りスムーズなシフトが出来なくなること）を直し、新車当時のフィーリングを取り戻したいと言う思いが今回の作業となりました。 大切にメンテしながら乗られていただけにエンジンを分解してみても特別ひどくダメージを受けたあとも無く距離相応の傷みだけで良い状態を保っていました。 シリンダーをホーニング、ピストンリングを交換、メタル類もすべてスタンダードサイズでＯＫ、ヘッドはバルブガイド・ステムシールを交換・バルブのすり合せでＯＫ、ミッションは先にふれた通りでシンクロリングを交換、ベアリング類を交換、デフもスラストワッシャー等消耗している部分を全て新品に交換。その他クラッチもオーバーホール。 これでますます元気にミニとのライフスタイルを送れるはずです・・・。 やれば絶対やっただけの事はあります！！ 数日で完成の予定ですもう少しお待ち下さいませ。

2月6日 (水)  インジェクション用カムシャフト　　本日　雨時々雪 ２日のおやじ記の続きです。 金曜日の試運転予定は変更ないのですが、早くエンジンに火を入れてみたくて１日早く組上げました。 いまさっき（１９時３５分頃）エンジンがかかりました。 組上げたエンジンに火を入れる瞬間って何度となくやっていてもドキドキ・ワクワクするんですよね〜！頭の中でいろいろ思い描いちゃう・・・。 キーをひねった瞬間ボンと一発でエンジンは目を覚ましました。 ファーストアイドルは問題なさそう、水温が上がりアイドリングも滑らかで安定しています。 エンジンのメカニカルノイズもない、排気音に耳を傾けてみると以前より力強くなった気がします、排圧が上がったかなー！！ アクセルペダルに少しだけ力をいれ回転を３０００ｒｐｍ位まで上げてみる、イイ感じイイ感じ、べた踏みしたくなる心を抑え今日はここまで。 明日、もう一度各部をチェックし金曜日の試運転を待ちます。

2月5日 (火)  スポーツパック　スタイル　　本日　晴れ 佐倉市のＴさん（ご夫人）の愛車はワンオーナーのＭＫ−９　９６’　限定車タータン。 通勤に毎日使用、ＢＬの半年毎の点検は４年程前から欠かした事はありません。 先日ご夫婦でおいで頂いた時に、すっごく嬉しくなるお話をしていただきました！ こちらで整備をして頂くようになってからは、突然のトラブルがなくなり出勤時にあわてたり、帰りは大丈夫かと心配もなくなり毎日の通勤が楽しくて楽しくて・・・！ １台の車をこんなに長く乗ったのは初めてです！！まだまだ乗ります！！ 今回の入庫はＢＬ　Ｈａｌｆ　Ｃｈｅｃｋと合わせて以前から思い描いていた１３インチスポーツパックスタイルに大変身させる事となりました。 合わせてルーフもペイント、トランクの傷も綺麗に、仕上げは今人気のガラスコーティングでビッカビカ。 基本のメンテナンスがあってこそのドレスアップ！ 自分のミニに心配、不安のあるオーナー様、ぜひ一度ＢＬの点検オススメいたします。

2月2日 (土)  インジェクション用カムシャフト　　本日　曇り ミニフリークでシャフト石崎氏のカムが紹介されていますが、本日ＢＬでインジェクション用の新しいカムシャフトが組み付けられました。 この新考案のカムシャフト、カムフィールの変更によりノーマルエンジンの潜在能力をフルに引き出すと言う物。 完全燃焼させることにより、燃費向上はもちろん、スムーズな吹け上がりで走りは一回り上を行く仕様に生まれ変わるはず！！ まだエンジンに火は入っていません予定では8日（金曜日）に試運転するつもりでいます。 インプレッションはまたご報告いたします。 また今回のこの試みにご協力いただいた春日部のＴさん本当にありがとうございました。 興味をもったみなさんにはＴさんのなまの声をお届けすることが出来ますので楽しみにしていてください。 ＢＬでも1台デモカーを製作中（エンジンオーバーホール後、組み込みます）です。